キッチンで食事している時にふと見上げると、視界に入ってとても気になっていた物がありました。
電気のブレーカーボックスです。
白いプラスチックのボックスは、それほど大きな主張をしているわけではないので、人によってはそこにあることすら気付かないかもしれません。
でも、僕にとってはなんとも受け入れられない物でして…
良いアイデアが思いついたので、早速作ってみることにしました。
持っていた薄いトタン板を使って、カバーをつくることにしました。
1. 薄いので金切り鋏をつかって、紙のようにカットできます。
厚紙で箱を作るようなイメージで展開図をトタンに描きました。
2. 鉄の定規を折り線に合わせて手で曲げていきます。
写真では素手ですが、作業中は常に手袋を忘れずに。
3. 全ての折り線を曲げ終わりました。
4. 最初はボルトとナットで接合しようと思っていましたが、ブチルテーブで接着して目立たないようにすることにしました。
5. 四隅にテープを貼り終えました。あとはテープをめくって、引っ付けます。
6. 接着後は金槌で叩いて圧着。
叩き過ぎるとへこむので、ほどほどに。
7. 箱が完成しました。
マットな質感にしたかったので、少し研磨しました。
すぐに設置。
イメージ通りでなんとも嬉しい…
歪みのある手作り感いっぱいのカバーですが、優しいイメージにしたかったので丁度良いです。
使い古された出前の「おかもち」を連想させてくれます。(キッチンにぴったり!)
この銀の箱のおかげで、これからキッチンで思い存分食事を楽しめそうです。
青柳亮
2016年1月15日金曜日
SILVER BOX
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